LGエレクトロニクス製のXi対応スマートフォン。展示品では映像を繰り返し流していたが、来場者が触ることはできなかった
LGエレクトロニクス製のXi対応スマートフォン。展示品では映像を繰り返し流していたが、来場者が触ることはできなかった
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NECカシオモバイルコミュニケーションズのXi対応スマートフォン。同社が展開している既存製品「MEDIAS」シリーズに比べると厚みがある
NECカシオモバイルコミュニケーションズのXi対応スマートフォン。同社が展開している既存製品「MEDIAS」シリーズに比べると厚みがある
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韓国サムスン電子製のXi対応スマートフォン。外観は既存製品の「GALAXY S」シリーズに似ている
韓国サムスン電子製のXi対応スマートフォン。外観は既存製品の「GALAXY S」シリーズに似ている
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富士通製のXiスマートフォン。既存製品「REGZA Phone T-01C」と同様に大画面の液晶パネルを使っており、ボタン配置も似ているが、既存製品よりやや丸みを帯びた形状になっている
富士通製のXiスマートフォン。既存製品「REGZA Phone T-01C」と同様に大画面の液晶パネルを使っており、ボタン配置も似ているが、既存製品よりやや丸みを帯びた形状になっている
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 NTTドコモは、2011年10月4日から千葉市の幕張メッセで開催されているIT・エレクトロニクス関連の展示会「CEATEC JAPAN 2011」において、LTEサービス「Xi」(クロッシィ)に対応したスマートフォン4機種を参考展示した。同社は2011年冬から2012年春にかけてXi対応のスマートフォン4機種を市販予定とかねて公表しており、正式発表より先にCEATECでお披露目となった。

 4機種は、韓国LGエレクトロニクス製、NECカシオモバイルコミュニケーションズ製、韓国サムスン電子製、富士通製の各1機種である。いずれもショーケース内の展示で、来場者が実際に触ることはできない。LG製とサムスン製の端末はサンプル映像を繰り返し流していたが、メニュー画面などは見せていない。NECカシオ製と富士通製は電源の入っていない状態での展示であった。

 冬春モデルをめぐっては、KDDI(au)とソフトバンクモバイルが既に発表会を開催している一方、NTTドコモは現在のところ発表会の予定を明らかにしていない。また、日本時間10月5日未明には米アップルが「iPhone」の新機種を発表予定で、日本国内ではソフトバンクモバイルに加えKDDIが発売するとの報道もある。こうした状況を踏まえ、多数の業界関係者やパワーユーザーが来場するCEATECで早めにアピールしたいという狙いがあるとみられる。