米Facebookと米Websenseは米国時間2011年10月3日、「Facebook」サイトのユーザー保護に向けた技術統合に関する提携を結んだと発表した。Websenseの技術を用いて、Facebookユーザーが不正リンクから悪意のあるサイトにアクセするのを防止する。

 具体的には、Websenseのマルウエア検出プラットフォーム「ThreatSeeker Cloud」とFacebookを統合し、Facebookユーザーがリンクをクリックした際にWebsenseのデータベースとそのリンクを照合する。リンクが不正であると判断した場合はユーザーに警告を発する。ユーザーは、リスクを承知でサイトに移動するか、元の画面に戻るか、あるいはリンクが不正と見なされる詳しい理由を確認するか選べる。

 米メディアの報道(CNET News.com)によるとFacebookは今年5月にも、 ユーザーコミュニティーによるサイト評価サービス「Web Of Trust」と、ユーザー保護に関する提携を結んでいる。

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