iPhoneとiPadでもShow and Shareのビデオ共有機能を利用できるようになる
iPhoneとiPadでもShow and Shareのビデオ共有機能を利用できるようになる
[画像のクリックで拡大表示]

 米Cisco Systemsは現地時間2011年9月29日、企業向けビデオ関連製品の強化について発表した。企業が手軽にビデオを撮影、配信、共有して、ビデオコンテンツ資産を効果的に活用できるよう支援する。その一環として、ビデオ共有プラットフォーム「Cisco Show and Share」を米Appleのスマートフォン「iPhone」およびタブレット端末「iPad」から利用するための専用アプリケーションを10月下旬に無償公開する。

 Show and Shareは組織内でのビデオ共有と管理を実現するプラットフォーム。専用アプリケーションにより、iPhoneやiPadからビデオを検索して視聴するほか、端末で撮影したビデオをアップロードすることもできる。専用アプリケーションは当初、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語をサポートする。

 また同社は、Show and Shareとビデオ会議コンテンツサーバー「Cisco TelePresence Content Server」およびビデオ配信アプライアンス「Cisco Media Experience Engines(MXE)3500」を統合し、ビデオ会議システムのエンドポイントで会議をHD画質で撮影してShow and Share上に自動アップロードできるようにする。

 MXE 3500では、Flash、H.264、Windows Mediaへのサポートを追加する予定。さらに、MXE 3500のビデオ解析機能「Pulse Video Analytics」をShow and Shareと連携させることで、Show and Shareポータルサイトからキーワードや話者でビデオを検索できるようにする。

[発表資料へ]