ソニーは2011年9月27日、パソコン「VAIO(バイオ)」の秋冬商戦向け製品を発表した。新たに、15.5型と画面の大きいモバイルノート「VAIO Sシリーズ(SE)」をラインアップに加えた。発売は10月8日。
新登場のSシリーズ(SE)は、13.3型液晶ディスプレイを搭載した既存のSシリーズを基に、液晶ディスプレイをより大きな15.5型にしたもの。きょう体にマグネシウム合金とアルミニウム合金を使用したほか、内部の部品も軽量・低背品を多用するなどして、厚さを24.5mm、重さを1.99kgに抑えた。CPUはCore i5-2430M(2.4GHz)、メモリーは4GB、内蔵HDD容量は750GB。画面解像度は1920×1080ドット。バッテリー駆動時間は6.5時間。オプションの拡張バッテリーパック(1万9800円)を併用した場合は13時間となる。
Sシリーズ(SE)の店頭販売モデル「VPCSE19FJ/B」の予想実勢価格は15万円前後。なお、Sシリーズ(SE)と同様に15型クラスで2kgを切るモバイルノートとしては、パナソニックの「Let's note CF-B10」がある。
このほか、13.3型液晶ディスプレイを搭載したモバイルノート「Sシリーズ(SA)」と「同(SB)」では、同社Web直販専用のカスタマイズモデルとして、新たなきょう体色を追加した。上位モデルのSAでは、炭素繊維を綾織りにして模様を付けた黒い天板をオプションとして用意。低価格モデルのSBでは、赤と黒のツートンカラーのきょう体をオプションとして提供する。Web直販サイトにおけるSシリーズ(SA)の最小構成価格は11万2800円、Sシリーズ(SB)の最小構成価格は8万5800円。
スタンダードノートでは、17.3型液晶ディスプレイを搭載した「Eシリーズ(EJ)」を、同社Web直販専用モデルとして新たに販売する。最小構成価格は5万8800円。