韓国Samsung Electronicsは現地時間2011年9月26日、米Microsoftの最新モバイルプラットフォーム「Windows Phone 7.5」(開発コード名「Mango」)を搭載した新たなスマートフォン「Omnia W」を発表した。

 3.7インチWVGA(800×480ドット)の有機ELディスプレイ「Super AMOLED」を搭載し、動作周波数1.4GHzのプロセッサを内蔵する。外形寸法は縦115.97mm、横58.8mm、厚さ10.9mmで、重量は115.3g。下り14.4Mbps/上り5.76MbpsのHSPAネットワークに対応する。

 500万画素のメインカメラとVGAフロントカメラを備え、ストレージ容量は8Gバイト。無線インタフェースはBluetooth 2.1、Wi-Fi 802.11 b/g/nをサポートする。

 10月末にイタリアで発売し、段階的に欧州、CIS地域、中南米、アフリカ、東南および西南アジアなど世界に展開する。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると、Omnia Wの本体価格は約310ユーロ(約418ドル)。台湾HTC製のMango搭載スマートフォン「Radar」は、プロセッサ(動作周波数1GHz)以外はほぼ同様の仕様で約399ユーロとなっている。

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