全国地上デジタル放送推進協議会および東北3県(岩手県、宮城県、福島県)の各地上デジタル放送推進協議会、デジタル放送推進協会(Dpa)は2011年9月22日、岩手県、宮城県、福島県の完全デジタル化に向けた合同会議を開催した。2012年3月31日の地上アナログ放送停波日に向けて、デジタル化による新たな難視などの今後の対策を必要とする世帯(約3万世帯)について、2011年中の対策完了を目指すことを決めた。

 新たな難視世帯向けの対策に加えて、総務省テレビ受信者支援センター(デジサポ)による受信相談、放送による周知の強化、共聴施設のデジタル化の促進などの取り組みを順次進める。「被災された住民の方々にも不安なくデジタル放送へ移行いただけるよう取り組む」という。

 地上アナログ放送停波の日である2012年3月31日は、正午からブルーバックの「お知らせ画面」に全面移行する。その後、24時までに地上アナログ放送を停波する。2012年3月30日以前の放送画面による周知方法については、今後調整を行う。

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