Bluetoothのハンドセット機能を内蔵する「SOCIUS(WX01S)」
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「世界最小最軽量端末」という「ストラップフォン(WX03A)」。大きさは幅32×奥行き10.5×高さ70mm
「世界最小最軽量端末」という「ストラップフォン(WX03A)」。大きさは幅32×奥行き10.5×高さ70mm
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子どもやお年寄りを意識した「安心だフォン(WX01A)」
子どもやお年寄りを意識した「安心だフォン(WX01A)」
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モバイル無線LANルーター「007Z」はソフトバンクモバイルの3G通信に対応
モバイル無線LANルーター「007Z」はソフトバンクモバイルの3G通信に対応
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 ウィルコムは2011年9月21日、PHS端末の秋冬モデル9機種と、ソフトバンクの3G回線を使うモバイル無線LANルーターを発表した。PHSは、個人ユーザー向け5機種のほか、据え置き型など新コンセプトの3機種、事業所用コードレスシステム対応の法人向け1機種でカラーは計29色。10月6日から来年3月にかけて順次発売する。

 「SOCIUS(WX01S)」(セイコーインスツル製)は、通話しやすいストレート端末で、Bluetoothのハンドセット機能を内蔵する。スマートフォンの外部ハンドセットとして使えるのが特徴で、2台持ちユーザーの需要を狙う。「ウィルコムストア」の価格は2万7120円(支払い方法を選べるサービス「W-VALUE SELECT」で一括購入の場合)。

 「WX01K」(京セラ製)は、厚さ13.6mmのスリムな折りたたみ式端末。スタイリッシュで落ち着きあるデザインに仕上げた。有効300万画素のオートフォーカスカメラと3インチのQVGA液晶を搭載。ウィルコムストア価格は3万5520円。

 「WX01NX」(ネットインデックス製)は、丸みを帯びた「ラウンドフォルム」のストレート端末。シンプル機能でありながら赤外線通信機能も搭載し、電話帳登録が簡単にできる。ウィルコムストア価格は2万4720円。

 「Sweetia(WX02K)」(京セラ製)は、キラキラ輝くデザインのストレート端末。テンキーにはクリアキーを採用し、液晶周りのフレームにはミラーインクを使った印刷を施した。待受画面から直接文字入力してmixiの日記更新やTwitterの書き込みができる。ウィルコムストア価格は2万8320円。

 「LIBERIO(WX03K)」(京セラ製)は、シックなデザインのストレート端末。文字入力にiWnnを搭載。季節や過去・未来を判断して最適な言葉を予測する時間対応予測に対応する。アウトラインフォントを採用し、ストレスなくメールを読める。ウィルコムストア価格は2万8320円。

 「安心だフォン(WX01A)」(エイビット製)は、ボタンを押すと、あらかじめ設定した発信できるシンプルモデル。子どもやお年寄りを意識した優しいデザイン。単4形アルカリ乾電池3本で動作する。位置検索サービスにも対応。価格は未定。

 「イエデンワ(WX02A)」(エイビット製)は、家庭用据え置き電話の形をしたユニークなPHS。大きな受話器で長電話に向き、短縮ダイヤル機能も搭載する。手持ちの携帯電話から赤外線通信機能で電話帳をコピーできる。単3形アルカリ乾電池4本で動作する。価格は未定。

 「ストラップフォン(WX03A)」(エイビット製)は、清涼菓子「フリスク」と同程度の大きさ(幅32×奥行き10.5×高さ70mm)で、「世界最小最軽量端末」という。PHSの省電力・小型化を生かして製品化した。microUSB端子を使って別売イヤホンマイクでの通話も可能。価格は未定。

 「WX01J」(日本無線製)は、法人専用モデルのストレート端末で、Webやカメラなど業務に不要な機能を省いた。PBX機能を搭載し、オフィスの固定電話の子機としても利用可能。管理者が端末を一括管理できるビジネス安心サービスにも対応する。価格は未定。

 モバイル無線LANルーターの「007Z」(ZTEジャパン製)は、下り最大42Mbps、上り最大5.7Mbpsのソフトバンクモバイルの3G通信「ULTRA SPEED」に対応した。工事やプロバイダー契約が不要で、申し込み完了後、すぐに利用できる。ウィルコムストア価格は3万3600円。

 007Zの発売に合わせて、ULTRA SPEED対応データ通信端末向け料金コースとして、定額使い放題の「3G データ定額(S)」を提供開始する。契約期間は2年間で、利用料金は月額4980円。12月31日までに契約した場合は、月額3880円で提供する。