写真1●Google+のビデオチャット機能「Hangouts」モバイル版
写真1●Google+のビデオチャット機能「Hangouts」モバイル版
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●Hangoutsをビデオ放送のように使える「Hangouts On Air」
写真2●Hangoutsをビデオ放送のように使える「Hangouts On Air」
[画像のクリックで拡大表示]
写真3●Hangoutsのスクリーンショット共有機能(左)とスケッチパッド(右)
写真3●Hangoutsのスクリーンショット共有機能(左)とスケッチパッド(右)
[画像のクリックで拡大表示]
写真4●ドキュメント共有機能(左)と、公開Hangouts(右)
写真4●ドキュメント共有機能(左)と、公開Hangouts(右)
[画像のクリックで拡大表示]

 米Googleは米国時間2011年9月20日、同社の独自SNS「Google+」の一般向けベータ提供を開始した。Google+は6月に発表して以来、12週間にわたって招待制の限定トライアルを実施していたが、今後は誰でもGoogle+に登録することができる。

 一般向けベータ提供にあたって、Google+のビデオチャット機能「Hangouts」をスマートフォンやタブレット端末でも利用できるようにした。同社のモバイルプラットフォーム「Android」に対応した新しいアプリケーションを「Android Market」で公開している(写真1)。HangoutsはAndroid 2.3以降で利用可能。米Appleのモバイルプラットフォーム「iOS」にも近日中に対応させる。

 また、Hangoutsをビデオ放送のように使える「Hangouts On Air」機能を追加した。同機能でオンエアしているHangoutsは友達や家族以外でも視聴できるので、より多くの人々にメッセージを発信したい場合などに適している。当初は一部限定ユーザーのみ同機能を利用できるが、オンエア状態のHangoutsに対しては、通常通り最大9人が参加できるほか、Google+ユーザーなら誰でも視聴できる (写真2)。

 さらにHangoutsにおける拡張機能としてスクリーンショット共有やスケッチパッド、ドキュメント共同編集、公開Hangoutsなどをプレビュー提供するほか、Google+内の検索も行えるようにした(写真3、4)。

 エンジニアリング担当上級バイスプレジデントのVic Gundotra氏は、「完成にはほど遠いが、これまで行ってきた強化により、実地試験からベータ版に移行する準備が整った」と述べている。

[発表資料へ]

■変更履歴
第3段落の最後の文で「オンエア状態のHangoutsに対してはGoogle+ユーザーなら誰でも最大9人まで参加できる」とあったのは「オンエア状態のHangoutsに対しては、通常通り最大9人が参加できるほか、Google+ユーザーなら誰でも視聴できる」の誤りでした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2011/9/21 15:35]