日立ソリューションズは2011年9月16日、中国に新会社を設立すると発表した。日系企業だけでなく、現地企業や地方政府向け事業の拡大を狙う。2011年10月1日から営業を開始する。

 名称は日立解決方案(中国)。本社は北京市に置き、資本金は5000万人民元。日立ソリューションズが90%、日立(中国)が10%を出資する。従業員数は110人で、董事長には日立ソリューションズの石井清取締役常務執行役員が就く。

 新会社設立で、幅広い地域の現地企業や地方政府に向けて、ITコンサルティングからシステム構築、運用・保守サービスまでを提供できる体制が整うという。電子黒板「StarBoard」やトラックの運行管理機能を備えたASPサービス「e-trasus」などの拡販体制も整備していく。