写真●enchant PROを使ったARアプリのサンプル
写真●enchant PROを使ったARアプリのサンプル
[画像のクリックで拡大表示]

 ユビキタスエンターテインメントは、2011年9月15日から千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2011(TGS2011)のビジネスソリューションコーナー内で、JavaScriptのライブラリ「enchant PRO」を使ったスマートフォンアプリやコード例を展示している。

 enchant PROは、enchant.jsというオープンソースで開発されているゲームエンジン用のJavaScriptライブラリを拡張したもの。HTML5とenchant PROを使うことで、スマートフォンに搭載されたカメラやジャイロセンサーと連携したゲームを作成できる。特に、AR(拡張現実)や画像を使ったゲームが手軽に開発できるという(写真)。クロスプラットフォームに対応しているので、スマートフォンだけでなくPCでも遊べるJavaScriptのゲームも開発可能だ。

 ユビキタスエンターテインメントは、2011年10月にenchant PROを出荷する予定。価格は「規模にもよるが商業利用で数万程度になる見込み」(ユビキタスエンターテインメント)と話す。なお、個人利用については無償で利用可能となる予定だ。