ユーザー情報を参照するときに許可を求めるダイアログ
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 米Googleは米国時間2011年9月15日、同社のソーシャルネットワーク「Google+」の情報に外部アプリケーションからアクセスするための一部APIをリリースした。一般公開している情報のみ対象とする。

 このAPIでは、RESTful HTTP要求を送り、JSON形式で情報を受け取る。一般公開(public)に設定されている場合のみ、プロフィールや投稿などのデータにアクセスできる。現時点で読み出しのみ対応し、認証プロトコルには「OAuth 2」を採用する。また、Java、Google Web Toolkit(GWT)、Python、Ruby、PHP、Objective C、.NET用のオープンソースライブラリーも公開している。

 APIはGoogle+関連の開発者向けサイト「Google+ Platform」を通じて入手できる。同サイトでは、ディスカッションフォーラムを設置しているほか、ガイドラインやポリシーなどを掲載している。

 Google+開発者関連の担当者であるChris Chabot氏は、今回のAPI公開がスタートであることを強調し、「Google+プラットフォームは成長に向かっている。Google+を先に進めるためにはみなさんの意見が重要だ」と開発者に向けてフィードバックやアイデアを求めている。

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