写真1●Xperia PLAY SO-01D
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写真2●本体からコントローラ部を引き出して、ポータブルゲーム機のように操作できる
写真2●本体からコントローラ部を引き出して、ポータブルゲーム機のように操作できる
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 NTTドコモは2011年9月14日、携帯ゲーム機の機能を備えるAndroidスマートフォン「Xperia PLAY SO-01D」(以下、Xperia PLAY)を国内投入すると発表した(写真1)。10月中旬以降に全国で予約受付を開始し、10~11月に発売する予定である。

 Xperia PLAYは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズがグローバル市場で展開しているモデルのドコモ版である。特徴は、本体からコントローラ部を引き出して、ポータブルゲーム機のようにゲームを操作できる点(写真2)。コントローラ部には方向キーや□○△×などのボタン、タッチパッドを備えている。
 
 同機種で遊べるゲームは主に(1)初代PlayStationのゲーム、(2)Xperia PLAY用にカスタマイズされたゲーム、(3)Androidマーケットで配信されているゲーム、の3種類がある。

 (1)に対応するためXperia PLAYでは、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)から、Android上で初代PlayStationゲームを動作させるためのライセンスプログラム「PlayStation Certified」の認定を取得済み。端末購入時に複数のゲームがプリインストールされているほか、SCEのオンラインマーケットである「PlayStation Store」にアクセスして追加することも可能である。

 (2)は、Xperia PLAYのコントローラに最適化して設計されたゲームだ。標準装備の「Xperia PLAY Game Launcher」を起動すると、ソニー・エリクソンがピックアップしたお勧めゲームや購入・ダウンロード先が表示され、好みのゲームを入手できる。(3)のゲームは他のNTTドコモ端末と同様、Androidマーケットやドコモマーケットからダウンロードする。
 
 搭載プロセッサは米クアルコムの「Snapdragon MSM8255 1GHz」で、GPUは245MHz動作のAdreno 205である。OSはAndroid 2.3を採用。通信機能としては最大14.4Mビット/秒のFOMAハイスピード、IEEE 802.11b/g/n、Bluetoothに対応している。
 
  ボディサイズは約120mm×62mm×16.4mmで、重さは約175g。約4インチ(480×854ピクセル)の液晶ディスプレイと510万画素の背面カメラ、30万画素のフロントカメラ(インカメラ)も備える。電池容量は1500mAh。きょう体の色はブラックのみ。


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