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 米Facebookは米国時間2011年9月13日、「Friend Lists(友達リスト)」の強化を発表した。プロフィール情報に応じて同僚や家族に自動分類する「Smart lists」機能などを追加した。

 Friend Listsは以前より、カスタムなリストを作成して分類することができた。新たなSmart listsでは「Work」「School」「Family」「City」の4リストを用意し、例えば友達のプロフィール情報に掲載されている学校がユーザーと共通していれば、その友達は「School」に自動的に振り分けられる。手動でリストに友達を加えたり、リストから外したりすることも可能。

 また新たに「Close Friends lists」と「Acquaintances lists」を設置した。Close Friends(最も親しい友達)に分類した友達についてはコメント投稿、写真、更新情報などすべての活動をまとめて「News Feed」で閲覧でき、Acquaintances(知り合い)に入れた同窓生や過去の仕事関係者などについては、結婚や移転といった重要な情報のみがNews Feedに表示される。

 さらに友達の分類を簡素化する機能として、新しい友達を追加する際や、友達リクエストを承認する際に、どの友達リストに分類するかをメニューで手軽に指定できるようにした。News Feedページでは、リストごとにコンテンツを閲覧したり、どのリストで自身の投稿を表示するか指定したりできる。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると、Smart listsのような機能は、米GoogleのSNS「Google+」では以前より提供されている。Facebookは最近、Google+を意識した機能強化を進めている(関連記事:Facebookがプライバシー設定を改良、その場でタグや共有範囲を管理)。

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