総務省は2011年9月13日、「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」(座長:齊藤忠夫 東京大学名誉教授)が取りまとめた「第三次中間報告書案」と「環境クラウドサービスの構築・運用ガイドライン案」を発表した。2011年9月14日から10月13日までの間、これら案に対して広く意見を募集する。

 アジア太平洋地域にIPアドレスを分配しているAPNICと日本のIPアドレスを管理するJPNICでIPv4アドレスの在庫が枯渇したことや、ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)などにおけるIPv6インターネット接続サービスの提供が本格化した状況を踏まえて、研究会が第三次中間報告書案を取りまとめた。また、IPv6技術の活用が見込まれる環境クラウドサービスの進展を促進することを目的に、研究会は環境クラウドサービスの構築・運用ガイドライン案も取りまとめた。

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