米国カリフォルニア州のアナハイムコンベンションセンターで開催されている米Microsoftの開発者向けカンファレンスBUILDで、次期OS「Windows 8」(開発コード名)を配布することがわかった。配布されるのは開発者向けプレビュー版で、BUILDの一般参加者に対して、専用のタブレット端末に搭載した形で配布される(写真1)。
配布されるタブレット端末は、韓国Samsung製のもの。「700T1A」という型番でWindows 7向けスレートPCとして出荷されている製品がベースになっている。CPUは第2世代のCore i5、チップセットはSamasungのSuper PLS 1366×768、メモリーは4Gバイト、ディスクは64GバイトのSSDを、それぞれ搭載する。
このタブレット端末を初代のiPadと並べてみたところ、iPadよりもかなり横長なことがわかる(写真2)。重さもiPadよりやや重く、手に持つとずっしりと感じるほどだ。
本体以外にも、専用のクレードルとBluetooth接続のキーボード、ディジタイザペンが付属する(写真3)。このほか、米国内におけるAT&Tの3Gデータ通信が1年間付属する(2Gバイト/月まで)。