総務省は2011年9月6日、V-High帯を利用する全国向けマルチメディア放送について、その移動受信用地上基幹放送(いわゆるソフト事業)の業務の認定申請受付結果を発表した。

 それによると、申請を行ったのはmmbiの1社だった。V-High帯を利用するマルチメディア放送は、33セグメント(13セグメント×2と1セグメント×7)の枠がある。このうち二つの13セグメントは、大規模枠(13セグメントを利用する1社)、中規模枠(7~10セグメントを利用する1社)、小規模枠(1~3セグメントを利用する最大6社)に分けて募集が行われていた。mmbiが申請したのは、このうちの大規模枠(つまり13セグメントを利用)である。2012年4月1日の放送開始を予定する。8月3日から9月2日の申請期間中に、これ以外の申請はなかった。

 総務省は今後、受け付けた申請について審査を行い、電波監理審議会への諮問・答申を経て、速やかにV-Highマルチメディア放送の業務の認定を行う予定。

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