写真1●Web技術とブラウザーの進化について一覧できる特設サイト「The evolution of the web - ウェブの進化」
写真1●Web技術とブラウザーの進化について一覧できる特設サイト「The evolution of the web - ウェブの進化」
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写真2●歴代のWebブラウザーのスクリーンショットも見られる
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 グーグルは2011年9月2日、過去20年ほどのWeb技術とブラウザーの進化について一覧できる特設サイト「The evolution of the web - ウェブの進化」を公開した(写真1)。同社のWebブラウザー「Google Chrome」のリリース3周年を記念しての公開だという。コンテンツは最新のHTML5を使って作られている。

 上記サイトにアクセスすると、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)やJavaScript、SSL(Secure Sockets Layer)、CSS(Cascading Style Sheets)といったWebを支える主要技術と、主だったWebブラウザーの登場年月およびバージョンアップの履歴などを記した年表が表示される。年表は、HTTPの最初のバージョン(俗にHTTP/0.9と呼ばれているもの)が登場した1990年から始まっている。

 表示されている技術名の上にマウスカーソルを移動すると、簡単な説明がポップアップ表示される。さらに「詳細」をクリックするとウィキペディアの該当ページにジャンプして詳しい説明を読むことができるようになっている。

 Webブラウザーのアイコンをクリックすると、現在の形のWebブラウザー(テキストや画像が1ページに同時に表示されるタイプ)の祖先である「NCSA Mosaic」(1993年リリース)をはじめ、Netscape NavigatorやInternet Explorer、Firefox、Google ChromeなどWebブラウザの歴代バージョンの公開日時とスクリーンショットを確認できる(写真2)。Web技術やブラウザーについて調べたり学んだりしたい人にとって、とても役に立つ資料となるだろう。