OfficeやWindowsの一部製品のダウンロード販売を開始した「Vector」のサイト
OfficeやWindowsの一部製品のダウンロード販売を開始した「Vector」のサイト
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 日本マイクロソフトは2011年8月26日、ベクター、ヤマダ電機、ヨドバシカメラの各オンラインショップにおいて、OfficeやWindowsなど一部製品のダウンロード販売を開始すると発表した。これまでは同社が運営する「Microsoft Store」でのみダウンロード販売を行っていたが、今後はパートナー各社のオンラインショップからもダウンロード可能にする。提供するオンラインショップや製品は、順次追加していくという。

 当初はベクター、ヤマダ電機、ヨドバシカメラの3社で開始。「Office Professional 2010」「Office Home and Business 2010」「Office Personal 2010」「Word 2010」「Excel 2010」「Windows Anytime Upgrade パック」など17製品を対象とする。

 ダウンロード販売の利点としては、(1)必要なときに即座に購入して利用できる、(2)光学ドライブを搭載しないモバイルノートなどでもインストールが容易、(3)各社のオンラインショップが提供するポイント制度を利用できる、(4)パッケージやDVDの製造、輸送による環境負荷を低減できる――といった点が挙げられる。