総務省は2011年8月26日、53~62チャンネルの周波数(710~770MHz)を使う地上デジタル放送局の利用周波数を13~52チャンネル(470~710MHz)の周波数に移行する作業(いわゆるリパック)について、対象となる放送局のチャンネル変更予定時期や変更後のチャンネル番号などをまとめたチャンネル変更予定表を公表した。

 リパックによって空き帯域となる周波数は、周波数割当計画に基づき、携帯電話をはじめとする移動通信システムに割り当てられる予定である。総務省は今回のリパックに併せて、秋田市など一部地域における受信状況の改善のための周波数変更も実施する。

 リパックの実施期間は、2011年7月25日から2012年7月24日までである。ただし東日本大震災の被害が大きかった岩手県と宮城県、福島県では、地上アナログ放送が2012年3月31日まで行われるため、この地域における周波数変更は2013年3月31日までの実施を予定する。

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