写真1●Handbook for Tabletの画面例(コンテンツの一覧表示画面)
写真1●Handbook for Tabletの画面例(コンテンツの一覧表示画面)
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写真2●Handbook for Tabletの画面例(コンテンツ内のセクション表示画面)
写真2●Handbook for Tabletの画面例(コンテンツ内のセクション表示画面)
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 インフォテリアは2011年8月23日、Androidタブレット用の企業向け文書閲覧ソフト製品、「Handbook for Tablet」を発表した。同日よりグーグルが運営するAndroid Marketで提供を始めている。動作機種は3.0以上のAndroid OSを搭載しているAndroidタブレット機。

 Handbook for Tabletは、同社が提供中の企業向け文書配信・閲覧サービス「Handbook 3」用のソフト。Handbook 3は社内の文書などを登録・配信するためのクラウドサービス「Handbook Studio」と、スマートフォンなどのデバイス上で動作する情報閲覧用アプリケーション「Handbookアプリ」で構成する。今回投入した「Handbook for Tablet」は、HandbookアプリのAndroidタブレット専用版となる。iPhone、iPad、Androidスマートフォン用のHandbookアプリについては、従来から提供中。

 今回投入したHandbook for Tabletの特徴は、「Android 3.x系のタブレット機向けに、ユーザーインタフェースや仕様を最適化した」(インフォテリア)ところにある。大きな画面を活用して、指でタップしやすいようにアイコンを大きくしたり、コンテンツの一覧性を高めたりした(写真1)。また、顧客の前で商品紹介などのコンテンツを順繰りに見せる利用シーンを想定して、「写真や動画の入ったコンテンツを美しく見せられるような工夫もした」(インフォテリア)という(写真2)。

 Handbook for Tabletの料金は無料。Android Marketからダウンロードして利用できる。クラウドサービスのHandbook Studioについては有料。料金体系は従来と変わらない。基本料金は、月契約の場合で月額2万1000円、年契約の場合で年額21万円。