ウェブストリームは2011年8月22日、独自のDRM(デジタル著作権管理)機構を採用したAndroid端末用コンテンツ配信システム「Android Toaster」を発表した。同日から、動画などのコンテンツベンダー向けに提供する。月額利用料が3万円から、初期費用は20万円から(いずれも税別)。

 Android Toasterは、DRMサービスと、動画プレーヤー、ライブラリ、アプリ内ブラウザ、ダウンローダーなどの機能を備えたAndrdoidアプリを組み合わせたコンテンツ配信システム。アプリ内のブラウザからコンテンツ販売サイトへアクセスして、動画作品をダウンロードして、再生できる仕組みを提供する。アプリにオリジナルのロゴや名称を設定して、コンテンツベンダーの自社アプリとして配布することが可能だ。

 同システムで配信した動画は暗号化され、ライセンスを取得した端末でしか再生できない。ライセンス自体も暗号化して格納することで、動画の不正コピーを防ぐ。また、アプリと同社が運営するDRM認証サーバーが連携し、動画に視聴期限・回数制限・端末制限など様々な閲覧制限を設定できる。