写真●松江市が開催した中学生Ruby教室(写真提供:松江市)
写真●松江市が開催した中学生Ruby教室(写真提供:松江市)
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写真●課題プログラムを打ち込み、改造するカリキュラムに取り組む(写真提供:松江市)
写真●課題プログラムを打ち込み、改造するカリキュラムに取り組む(写真提供:松江市)
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写真●エラーメッセージとにらめっこ(写真提供:松江市)
写真●エラーメッセージとにらめっこ(写真提供:松江市)
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写真●課題プログラムのスロットマシン(写真提供:松江市)
写真●課題プログラムのスロットマシン(写真提供:松江市)
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 松江市は2011年8月20日と21日、松江市内の中学生を対象にしたRuby教室を開催した。合わせて28人の中学生が参加、20日にはRubyの作者であるまつもとゆきひろ氏も来場した。

 松江市ではまつもとゆきひろ氏が市内に在住していることから、Rubyによる産業振興を図る「Ruby City Matsueプロジェクト」を推進している。その一環として2008年から中学生を対象としたRuby教室を開催しており、今回が10回目および11回目となる。30人の募集に対し45人の応募があったため、9月11日にも追加での開催を予定している。

 参加した中学生はプログラムの基礎について学んだ後、Rubyと、ゲーム用拡張ライブラリであるDXRubyで記述されたデジタル時計、スロットなどのプログラムを打ち込み、自分好みに改造する半日のカリキュラムに取り組んだ。

 参加した中学生からは「難しいけど自分の思い通りにプログラムが動くところが面白かった」、「自分なりに改造ができて面白かった」、「もっと色々なプログラミングにも挑戦したい」、「島根県が主催するRuby合宿(関連記事)にも参加してみたい」などの感想が寄せられたという。

 講師やアシスタントは、まつもと氏がフェローとして所属するネットワーク応用通信研究所の研究員が務めた。また松江工業高等専門学校からも2人の学生がアシスタントとして参加した。来場したまつもと氏も中学生にアドバイスしていた。