米Googleは米国時間2011年8月20日、同社独自のSNS「Google+」において、なりすまし対策のアカウント認証機能を実装したと発表した。アカウントが本人のものであることを確認できた著名人に認証バッジを付与する。認証の方法については明らかにしていない。

 同機能は当初、公的な人物やセレブリティー、多数の「Circles(サークル)」に加えられているユーザーを対象にするが、今後さらに範囲を拡大する予定。

 本人確認が行われたユーザーのプロフィールページでは、名前の隣にグレイのチェックマークが表示される。マウスのカーソルをチェックマークに重ねると、「verified name(名前を確認しました)」の文字が現れる。「Circlesに加えたユーザーが本当にその人物かどうか、プロフィールページで確認することができる」とGoogleは説明している。同社最高経営責任者(CEO)Larry Page氏のプロフィールページにもチェックマークが表示されている。

 同様の機能は、ミニブログサービス「Twitter」にも提供している。著名人になりすましたアカウント取得を防止する目的で、2009年夏に「Verified Accounts」機能を導入した(関連記事:Twitter,なりすまし防止のアカウント認証を今夏から試験提供 )。

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