図1 2011年10月1日に本放送を開始するチャンネル(8事業者12チャンネル)
図1 2011年10月1日に本放送を開始するチャンネル(8事業者12チャンネル)
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図2 2012年3月に本放送を開始するチャンネル(5事業者7チャンネル)
図2 2012年3月に本放送を開始するチャンネル(5事業者7チャンネル)
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 デジタル放送推進協会(Dpa)と八つの放送事業者は2011年8月19日、BS放送のチャンネル数が10月1日と2012年3月にそれぞれ増えると発表した。現行のチャンネル数は12で、2011年10月1日にまず12チャンネルが加わる。2012年3月にはさらに7チャンネルが追加される。これにより2012年3月時点でBSのチャンネル数は合計31チャンネルとなる。

 2011年10月1日に始まる新チャンネルの内訳は、テレビ放送チャンネルが11、ラジオ放送チャンネルが1である。Dpaと8事業者は、これらの編成内容などの詳細情報について、2011年9月20日開催の共同記者発表会で説明するとしている。2012年3月には、5事業者が合計7チャンネルの開局を予定する。

 なお、WOWOWは2011年10月1日に現在のBS放送チャンネルを刷新して「WOWOWプライム」にし、新たに開始する「WOWOWライブ」と「WOWOWシネマ」と合わせて3チャンネルのハイビジョン放送を開始する。また、スター・チャンネルも、現在のBS 放送チャンネルを「スター・チャンネル1」とし、「スター・チャンネル2」および「スター・チャンネル3」とともに合計三つのハイビジョン放送を開始する。放送大学学園は、ハイビジョン放送1チャンネル(もしくはSDTV放送で3チャンネルのマルチ編成)のテレビ放送と、独立音声放送(ラジオ放送)を行う。ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング(Jスポーツ)は2011年10月1日より全4チャンネルの名称および事業者名を変更する(関連記事へ)。

 2012年3月には、ブロードキャスト・サテライト・ディズニーやIMAGICA TVなどが新チャンネルを立ち上げる。ブロードキャスト・サテライト・ディズニーが開始する2チャンネルのうち、ディズニー・チャンネルはSDTV放送となる。IMAGICA TVは、2012年春よりチャンネル名を「洋画★シネフィル・イマジカ」から「IMAGICA BS」に変更する。