NTTドコモは2011年8月18日、8月30日から9月5日までの期間に設定されている「防災週間」に合わせて、同社の「災害伝言板」を体験利用できるサービスの提供を始めたことを発表した。利用料は無料で、実施期間は10月1日の午後11時59分まで。

 災害伝言板は、携帯電話やスマートフォンを使って被災者の安否確認を行うための災害時専用サービス。災害発生地域に在住あるいは滞在中のユーザーが登録したテキストメッセージを、家族や知人・友人がインターネットなどを通じて確認できる仕組みを提供する。

 通常は、震度6弱以上の地震など大きな災害が発生した場合にのみ、期間限定で運用されるサービスだが、今回、いざというときのための予行演習などができるように体験サービスとして公開したという。

 なお、NTTドコモでは、iモードサービスを利用中のユーザーに対しては、同社からのお知らせメッセージを配信するサービス「メッセージR」を利用して、同体験サービスの実施について別途案内するとしている(パケット通信料およびiモード情報料は無料)。メッセージRによる案内の配信期間は、8月24日から9月29日までの予定となっている。