写真●フライトシステムコンサルティング 代表取締役社長 片山圭一朗氏
写真●フライトシステムコンサルティング 代表取締役社長 片山圭一朗氏
[画像のクリックで拡大表示]
写真●フライトシステムコンサルティング SOICHAエバンジェリスト 杉山隆志氏
写真●フライトシステムコンサルティング SOICHAエバンジェリスト 杉山隆志氏
[画像のクリックで拡大表示]

 フライトシステムコンサルティングは、2011年8月10日、同社製Twitterクライアントアプリ「SOICHA(ソイチャ)」の有償サービスを開始すると発表した。月額315円(税込)で、Twitterに加えFacebook、Google Reader、Gmailを1画面で使用できる(写真1)。

 SOICHAは、閲覧しているつぶやきをEvernoteにクリッピングしたり、つぶやきに含まれる単語を選んでYahoo!やGoogleで検索したりできることが特徴のTwitterクライアントアプリ。TwitterとFacebookへの同時投稿も可能。iPhone版、Android版、パソコン向けのAIR版がある。これまでに数十万件ダウンロードされており、AppleのApp Storeでは、2011年4月にソーシャルネットワーキング部門の無料アプリランキングで1位になっている。

 有償サービスの名称は「プレミアムサービス」。Twitterのタイムラインと同じようにFacebookのニュースフィードやウォールを閲覧できる。AIR版ではGoogle Readerのフィード、Gmailの受信トレイも一覧できる。8月末までは、プレミアムサービスを無料で提供する。

 また、無償ユーザーも含めて、ユーザーIDを登録することにより、AIR版で行ったキーワード検索によるタイムラインなどの設定を、スマートフォンに同期して使用することができるようになった(写真2)。

 フライトシステムコンサルティングでは「今後、関心空間の位置情報サービス『ランブリン』やヌーラボの案件管理サービス『Backlog』、mixiといったサービス連携し、『ソーシャルビューワー』として進化させていく」(フライトシステムコンサルティング 代表取締役社長 片山圭一朗氏)としている。

 またサイオステクノロジーはSOICHAをベースにGoogle+などのソーシャルサービスを企業内で利用するためのスマートフォンアプリ「Gluegent Clip Crow」を開発している(関連記事)。