写真1●日本気象が無償で配布する熱中症対策向けAndroidアプリ「熱中症アラート」
写真1●日本気象が無償で配布する熱中症対策向けAndroidアプリ「熱中症アラート」
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写真2●ホーム画面上に置いて使うウィジェットも用意している
写真2●ホーム画面上に置いて使うウィジェットも用意している
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 民間気象会社の日本気象は2011年8月10日、ユーザーが現在いる場所の「熱中症指数」(熱中症の危険度)を手軽に確認できるAndroidアプリ「熱中症アラート」(写真1)の配布を始めたことを発表した。Androidマーケットから無償でダウンロードできる。

 熱中症アラートは、Android端末のGPSや無線LAN機能を使って位置情報を取得し、現在地周辺の気温および湿度と、気象条件から求めた熱中症指数を表示する機能を備えたアプリ。ホーム画面(待ち受け画面)上で現在の危険度を確認できるウィジェットも用意している(写真2)。

 熱中症指数は、「かなり危険」(90~100)、「危険」(70~90)、「警戒」(50~70)、「注意」(30~50)、「ほぼ安全」(0~30)という具合に、危険度別に5段階に分類されている。現在値に加え、過去24時間分の推移をグラフで確認できるようになっている。

 数値やグラフ表示とは別に、画面上部に配置したキャラクターが表情や動き、メッセージで現在の危険度を伝える仕組みも用意。一目で危険度を理解できるようになっている。危険度と共に、熱中症対策の具体的なアドバイスを表示する機能も備える。

 表示するデータは自動更新のほか(更新間隔は1、3、6時間の3段階で設定可能)、端末のバッテリー消費やパケット料金などを気にするユーザー向けに、自動更新を行わず手動でのみ更新するよう設定することも可能だ。