2011年8月10日、NTTドコモとソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズはAndroid 2.3搭載のスマートフォン「Xperia ray SO-03C」(写真1)を発表した(関連記事:ソニー・エリクソン、日本で発売予定の「Xperia ray」など新機種3モデル発表)。発売開始は8月27日の予定だ。発表会の詳細はITproで後ほどレポートするので、ここでは写真を中心に、Xperia rayならではの特徴・機能や、これまでのXperiaシリーズとの違いなどを見ていこう。
女性でも無理なく操作できる小型で細身のきょう体サイズ
Xperia rayの外形寸法は、高さ約111mm×幅約53mm×厚さ約9.4mm。幅が約62mm~約63mmの初代「Xepria」や「Xperia arc」「Xperia acro」よりも、約1cmほど細身になっている(表1、写真2)。その分、女性の手にもなじみやすい(写真3)。
ディスプレイの解像度はXperia arcやXperia acroと同じ480×854ドットだが、サイズは約3.3インチと小型化した(Xperia arcとXperia acroは約4.2インチ)。画面の右上など、これまで片手での操作時に指が届きにくかった部分にも十分リーチできる大きさだ(写真4)。
製品名 | Xperia ray SO-03C | Xperia arc SO-01C | Xperia acro SO-02C | Xperia SO-01B |
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外形寸法 | 高さ約111mm×幅約53mm×厚さ約9.4mm | 高さ約125mm×幅約63mm×厚さ約8.7mm(最薄部) | 高さ約127mm×幅約62mm×厚さ約11.5mm | 高さ約119mm×幅約63mm×厚さ約13.1mm |
質量 | 約100g | 約118g | 約135g | 約139g |
ディスプレイサイズ | 約3.3インチ | 約4.2インチ | 約4.2インチ | 約4インチ |
カラ―バリエーションはピンク、ホワイト、ゴールドの3色。背面はいずれもメタリックな加工が施されており(写真5)、小型・軽量でありつつもこれまでのXperiaシリーズと同等の高い質感を実現している。なお、海外ではブラックモデルも存在する。
Xperiaシリーズのデザインコンセプトである「ヒューマン・カーヴァチャー」と呼ぶ人体の曲線美をモチーフにしたデザインも引き継がれている(写真6、写真7)。
さらに前面下部のホームボタンの位置に目を移すと、Xperia rayを特徴づける「クレッセントライン」と呼ぶ曲線が描かれている。この部分は通常時は各ボディーカラーと同じ色が施されているように見えるが、LEDが内蔵されており、キーバックライトや各種通知のためのインジケーターの役割を担う(写真8)。