キヤノンと富士通は2011年8月3日、オフィス向けクラウド事業での協業を発表した。富士通のクラウドサービスとキヤノンのクラウド型ドキュメントサービスを連携させ、国内外の市場で販売する。

 今回の協業では、富士通のクラウドプラットフォーム「FGCP/S5」を活用して、キヤノンのクラウドサービス基盤「Canon Business Imaging Online」の品質と堅牢性を強化。Canon Business Imaging Onlineで稼働する各種ドキュメントサービスの販売について、2社で協力する。

 協業の第1弾として、キヤノンのクラウド型ドキュメントサービス「Canon Business Imaging Online 帳票・印刷サービス」について、富士通グループが販売協力する。国内では8月下旬から、北米市場では年内に提供を開始する予定だ。