写真●Windows 7専用のワイヤレスマウス「Microsoft TOUCH MOUSE」
写真●Windows 7専用のワイヤレスマウス「Microsoft TOUCH MOUSE」
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 日本マイクロソフトは2011年8月2日、Windows 7専用のワイヤレスマウス「Microsoft TOUCH MOUSE」(写真)を発表した。通常のポインティング操作や左右クリックに加えて、マウス本体の表面を指先で触って操作することが可能だ。メーカー希望小売価格は7980円。9月2日に発売する。

 Microsoft TOUCH MOUSEは、表面にグリッド配置された静電容量センサーが複数の指の動きをリアルタイムで検出する。表面に触れる指の本数によって実行する操作が異なり、1本指、2本指、3本指でそれぞれ、ドキュメント操作、ウィンドウ操作、デスクトップ操作を行える。

 1本指では、作業中のドキュメントを操作する。表面で指先を上下左右に滑らせることで、ドキュメントをスクロールする。また、マウス本体側面で親指を滑らせると、Internet ExplorerやPowerPointなどのページ送り・戻しができる。同社のマウス用ユーティリティソフト「IntelliPoint」で設定を変更すれば、左手の親指で使用することも可能だ。

 2本指では、デスクトップの最前列にあるウィンドウを操作する。本体表面で、2本指を同時に上下へ滑らすとウィンドウを最大化・最小化。また、2本指を同時に左右へ滑らすと、Windows 7の新機能である「スナップ」が実行され、2つのウィンドウを左右に並べて表示する。さらに、3本指を同時に上下へ滑らすと、開いているすべてのウィンドウの一覧表示・最小化を実行することができる。

 トラッキングセンサーには、青色レーザー光を用いた「BlueTrack Technology」を採用した。パソコンとは、2.4GHz帯の無線方式で接続する。