写真●ネオジャパンの中規模企業ユーザー向けグループウエア「desknet's Middle Edition」
写真●ネオジャパンの中規模企業ユーザー向けグループウエア「desknet's Middle Edition」
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 ネオジャパンは2011年7月26日、グループウエア「desknet's」のラインナップを拡充し、従業員数100~700人程度の中規模企業ユーザーをターゲットにした新エディション「desknet's Middle Edition」(写真)の出荷を開始したと発表した。価格は、100ユーザーライセンスが52万5000円から(初年度のサポートサービス費用を含む)。

 desknet's Middle Editionは、700~数万ユーザーの大規模向けエディションである「desknet's Enterprise Edition」と、5~300ユーザーの小規模向けエディション「desknet's」(スタンダード版)の中間に位置する製品となる。上位版のEnterprise Editionが備える機能をベースにしつつ、価格を大幅に抑えている(Enterprise Editionは100ユーザー105万円から)。

 下位エディションであるスタンダード版との違いは、管理可能なユーザー数以外に、(1)ツリー構造型の組織管理(最大10階層)が可能(スタンダード版はフラットなグループ管理)、(2)データベースとしてオープンソースのPostgreSQLを採用(スタンダード版は独自DB)、(3)受付窓口業務をサポートする「来訪者管理」機能の搭載、(4)共有文書の更新履歴を残せる「文書更新履歴管理」が可能---など。

 動作環境は、サーバー側のOSがWindows Server 2008/2008 R2、対応データベースがPostgreSQL 9.0。クライアント側(推奨Webブラウザー)は、Internet Explorer 6/7/8/9、Firefox 3.6、Safari 3などとなっている。