オリンパス 北村 正仁コーポレートセンターIT統括本部本部長の基調講演
オリンパス 北村 正仁コーポレートセンターIT統括本部本部長の基調講演
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 日経BP社が主催するクラウドコンピューティングの専門セミナー「日経BP Cloud Days Tokyo 2011 Summer Conference(CDT2011夏)」が2011年7月26日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開幕した。

 午前9時半からの基調講演には、オリンパスの北村 正仁コーポレートセンターIT統括本部本部長が登壇し、同社がIT改革の一つとして取り組んでいる社内クラウドについて、その背景・狙いや構築・運用状況を紹介した。クラウドコンピューティングが本格的な実用期を迎えつつある中で開催する専門セミナーとあって、情報招集に熱心なビジネスパーソンが早くから会場に詰めかけた(写真)。

 2日目の7月27日午前9時半からは鹿島建設の松田 元男ITソリューション部部長が「企業経営の視点からのクラウドコンピューティング活用」と題して講演する。これ以外にも今回の東日本大震災で被災した企業によるパネルディスカッション「大震災発生 被災企業のシステム部門は危機をどう乗り越えたか」や日経BP社の記者による講演がある。

 CDT2011夏は、今年3月に開催して大盛況だった「Cloud Days Tokyo 2011」に続くクラウド専門イベント。7月26日と7月27日の2日間にわたって28の専門セミナー/パネルディスカッションを開講する。すでに満席となった専門セミナーもあるが、一部のセミナーはまだ申し込みができる(詳細は特設サイトを参照)。

 CDT2011夏のもようは適時、ITproでも速報する。