写真●SpinMedia Extensionsを利用した広告例。タッチ操作で製品を回転させて、様々な方向からデザインを確認できる
写真●SpinMedia Extensionsを利用した広告例。タッチ操作で製品を回転させて、様々な方向からデザインを確認できる
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 電通とヤッパは2011年7月22日、両社の提携事業である電子雑誌の有料配信サービス「マガストア」のiOS用アプリとAndroid用アプリで、誌面や広告面を体感型に表示できるビューア拡張システム「SpinMedia Extensions」(スピンメディア エクステンションズ)を開発したと発表した。

 これまでマガストアのビューアは、PDF形式の雑誌誌面を電子化し閲覧する方式だったが、「SpinMedia Extensions」ではHTML5を使ってページを表示できる。誌面・広告面の画面操作でページ送りのアニメーション効果を持たせたり、画像の切り替え、動画の埋め込み/再生、簡易的なアニメーションなどのインタラクティブな表現が可能となる。

 出版社やマガストアの雑誌に出稿する広告主は、紙の雑誌と同じ誌面を単純に読むだけの編集ページ・広告ページから、読者が「動かす、参加する」編集ページ・広告ページへと拡張できるという。「SpinMedia Extensions」に対応した広告コンテンツは、マガストアで7月15日から配信している「mina」8月号、「Pen」8月1日号の広告ページに実装されている。

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