RubyWorld Conference開催実行委員会と独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2011年7月21日、RubyWorld Conference 2011のプログラムを公開した。米VMware CTO Derek Collison氏などが来日し講演する。

 RubyWorld Conference 2011は2011年9月5日と6日の2日間、島根県松江市で行われるプログラミング言語Rubyのイベント。RubyWorld Conference開催実行委員会はRubyアソシエーション、島根県、松江市などで構成され、実行委員長はまつもとゆきひろ氏が務める。2009年に第1回が開催され、今回が3回目となる。

 基調講演には、まつもとゆきひろ氏、セールスフォース・ドットコム CTOの及川喜之氏、VMware CTOのDerek Collison氏が登壇する。そのほか、米Groupon、インターネットイニシアティブ、シーイーシー、日立ソリューションズ、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、アクセンチュア・テクノロジー・ソリューションズによるRubyのビジネス活用事例や、Ruby標準化検討WG委員長の筑波大学名誉教授 中田育男氏によるRuby国際標準化に関する講演、ISO/IEC JTC1 SC22 WG23が作成を進めている「安全なプログラム作成のためのガイドライン」でのRubyへの対応について米国国防総省のJim Johnson氏による講演などが予定されている。

 参加は無料。申し込み方法や詳細はRubyWorld Conferenceの公式サイトに掲載している。