写真●エンディアンのUTM装置「Endian UTM NEW Mini」
写真●エンディアンのUTM装置「Endian UTM NEW Mini」
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 プラムシステムズは2011年7月21日、イタリアのエンディアンが開発したUTM装置の新製品「Endian UTM NEW Mini」を7月22日に発売すると発表した(写真)。標準価格は9万9800円。

 Endian UTM NEW Miniは、エントリー機種「Endian UTM Mini」の後継にあたる。搭載するセキュリティ機能はファイアウォール、Webとメールのフィルタリング、アンチスパム、アンチウイルス、IPS(Intrusion Prevention System)、SSL-VPN/IPsec VPNなど。帯域管理や無線LANを使う際の認証も実施できる。また、エンディアンのポータルを介した集中遠隔監視に対応している。

 本体サイズは37mm×175mm×175mmで、重量は1kg。ファンレスで動作する。10/100/1000BASE-TのLANポートを5つと、シリアルコンソールポート(RJ-45)を1つ搭載する。平均消費電力5W以下という低消費電力も特徴に掲げている。5~25ユーザー向けで、パフォーマンスの目安はファイアウォールのスループット250Mbps、ファイアウォールの同時接続数20万、VPNのスループット30Mbps、IPSのスループット50Mbps、1日当たりのメール処理数5万など。

 同時に、仮想化環境で動作する「Endian UTM Virtual Appliance」も発売する。対応するハイパーバイザーはVMware、Xen、KVM。標準価格は仮想コアの数によって異なり、11万5000円(1~2コアの場合)から。

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