国内最大手MSO(ケーブルテレビ局の統括運営会社)のジュピターテレコム(J:COM)と第2位のJCNはそれぞれ、ハイビジョン放送チャンネルを今秋に増やすと2011年7月20日に発表した。

 J:COMは、9月1日に6チャンネル(「日経CNBC HD」「スペースシャワーTV HD」「AXNミステリーHD」「東映チャンネルHD」「AT-X HD!」「グリーンチャンネルHD」)の、10月1日には7チャンネル(「アニマックスHD」「洋画★シネフィル・イマジカHD」「動物チャンネル/アニマルプラネット HD」「スター・チャンネル2」「スター・チャンネル3」「WOWOW ライブ」「WOWOW シネマ」)のハイビジョン放送を開始する。これにより、デジタル放送サービスの「J:COM TV デジタル」で提供するチャンネルのうち約7割がハイビジョン放送となる。

 ジャパンケーブルネット(JCN)は2011年7月20日、グループケーブルテレビ局(JCNグループ局)が提供するハイビジョン放送チャンネルを10月に拡充すると発表した。これにより、JCNグループ局が提供するハイビジョン放送は合計42チャンネルとなる。

 現在、ベーシックチャンネルにてSDTV放送で提供している6チャンネル(「FOX」「ザ・ゴルフ・チャンネル」「キッズステーション」「ヒストリーチャンネル」「KBS World」「MONDO TV」)を、JCNテレビの「デジマックス」「デジエース」の各コースでハイビジョン放送チャンネルにする。WOWOWやスター・チャンネルのBS放送チャンネルも提供する。

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