東北総合通信局は2011年7月15日、南相馬市から申請のあったホワイトスペースを利用する実験試験局2局に対して、同日付けで免許を付与したと発表した。

 この実験試験局は、南相馬市が放射線量などの防災情報や各種広報などを、地上デジタル放送で使用している周波数帯の空きチャンネル(ホワイトスペース)を利用して、地上デジタル放送方式により住民に提供する実証実験を行うためのものである。

 この実験試験局により、フルセグ放送およびワンセグ放送での電波伝搬特性の検証や、データ放送などによる多岐にわたる情報提供へのニーズを調査する。

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