写真●最新のFirefox 5でも動作可能になったクラウド型無償セキュリティソフト「G Dataクラウドセキュリティ」
写真●最新のFirefox 5でも動作可能になったクラウド型無償セキュリティソフト「G Dataクラウドセキュリティ」
[画像のクリックで拡大表示]

 G Data Softwareは2011年7月13日、同社が7月7日から無償配付を始めていたクラウドベースのセキュリティ対策ソフト「G Dataクラウドセキュリティ」(写真)をバージョンアップし、新たにFirefoxのバージョン4および最新のバージョン5でも動作可能になったことを発表した。

 7月7日から配付していた旧版のソフトウエアでは、Internet Explorerについてはバージョン6から最新のバージョン9まで対応していたが、Firefoxについては旧バージョンである3.0.x~3.6.xまでしか対応していなかった(関連記事:G Dataがクラウド利用の無償セキュリティソフト、プラグインとして動作)。これでようやくFirefoxユーザーも対応バージョンについて意識することなく同ソフトを利用可能になった。

 G Dataクラウドセキュリティは、Webブラウザーにプラグインソフトの形で組み込むタイプのセキュリティ対策ソフト。ユーザーがWebアクセスをしようとする際に、同ソフトがクラウド上のデータベースを参照し、ウイルスなどを配付する危険なサイトでないかどうかを調べる仕組みを提供する。もし、危険なサイトだった場合はアクセスを自動的にブロックすることで、パソコンがWeb経由でウイルスやマルウエアに感染するのを防止できる。