写真1●システムの異常個所を自動判別して見える化
写真1●システムの異常個所を自動判別して見える化
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写真2●GUIの操作でリカバリーを実行
写真2●GUIの操作でリカバリーを実行
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 富士通は2011年7月5日、中規模システム向けのデータベース管理ソフトウエア「Symfoware Server Lite Edition V10」を発売した。価格はプロセッサーライセンスが60万円、クライアントライセンスが1万8000円(いずれも税別)。7月末から出荷を開始する。

 同ソフトは、1ウエイサーバーを用いた中規模データベースを管理する。データベースのセットアップやリカバリーを自動最適化する機能「スマート・セットアップ」「スマート・リカバリー」が特徴だ。

 スマート・セットアップ機能は、データベース導入・構築時の作業を簡素化する。インストール時に、ディスクサイズやメモリーなどのハードウエア環境を自動取得してパラメーターを自動最適化するほか、システム運用中にディスクを交換した場合でも簡単な操作でデータベースの移行が可能だ。

 また、スマート・リカバリー機能では、リカバリーに必要なバックアップデータを常時取得。データベースにトラブルが発生した場合には、システムの異常個所を見える化し(写真1)、GUIのワンタッチ操作でリカバリー作業を実行できるようにする(写真2)。