日立ソリューションズは2011年7月4日、文教市場向けの電子黒板システム「StarBoard」シリーズにおいて、最新機種「StarBoard Link EZ」を7月5日から発売すると発表した。価格はオープンで、参考価格は18万3500円。

 StarBoard Link EZは、黒板やホワイトボード、壁などの平面に赤外線イメージセンサーを取り付けて、手軽に電子黒板として利用できるようにする製品。主流であるプラズマテレビ一体型の電子黒板よりも持ち運びが簡単で、複数の教室で共用しやすい。今回発売する新製品は、電子ペンだけでなく指によるタッチ操作に対応したのが特徴である。

 同社はStarBoard Link EZの発売に合わせ、StarBoardシリーズに標準添付される管理ソフト「StarBoard Software」もバージョンアップする。より直感的に操作できるよう画面レイアウトを変更したほか、Mac OS Xや多言語への対応を図った。また数学、地理、理科などの小学校向けコンテンツを追加している。これにより、教材作りなど授業準備時間の短縮につながるという。