日立情報システムズは2011年7月4日、長野県のITサービス会社である電算とデータセンター関連サービスで協業すると発表した。電算が県内に設けたデータセンターを利用し、業務アウトソーシングや遠隔バックアップなどの企業向けサービスを本日から提供する。

 東日本大震災を受けて高まったBCP(事業継続計画)需要に応える。首都圏から200km以上離れており、かつ交通利便性が高いことから長野県内のデータセンターをサービス拠点とした。同データセンターは免震構造や2系統受電を採用し、非常用発電装置を備える。

 またセキュリティ面では、ICカードと生体認証を組み合わせた入退室管理や24時間365日の人的監視、監視カメラによる記録などを実施しているという。