ソフトバンクテレコムは2011年7月1日、ビデオ会議の多地点接続装置(MCU)をホスティングで提供する「ホワイトクラウド ビデオカンファレンス」のサービスを開始した。基本料金は月額3万1500円(税込み、以下同)、1同時接続当たりの利用料金は月額1万5750円となる。利用条件はテレビ会議端末がH.321に準拠していること。

 ホワイトクラウド ビデオカンファレンスを利用すると、ユーザー企業はMCUを自社で購入せずに複数拠点を接続したハイビジョン画質のビデオ会議が可能になる。MCUはソフトバンクテレコムが所有し、同社のデータセンターで24時間365日のサポート付きで運用する。

 ビデオ会議の足回りとなる回線には、ソフトバンクテレコムの閉域網サービスのほか、インターネットやISDNも利用できる。そのため、取引先や協力会社とのビデオ会議の接続にも利用できる。

 初期費用は基本料金が10万5000円。これに加えて、MCUリソース割り当て料金として1端末当たり5250円がかかる。