写真●ネットジャパンが利用期間限定でフル機能版の無償提供を始めたバックアップソフト「ActiveImage Protector IT Pro Edition 災害支援版」(写真は同一機能の製品版「ActiveImage Protector 3.0 IT Pro Edition」のもの)
写真●ネットジャパンが利用期間限定でフル機能版の無償提供を始めたバックアップソフト「ActiveImage Protector IT Pro Edition 災害支援版」(写真は同一機能の製品版「ActiveImage Protector 3.0 IT Pro Edition」のもの)
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 ネットジャパンは2011年6月30日、東日本大震災の復興支援を目的に、同社のサーバー向け最新バックアップ/リカバリーソフト「ActiveImage Protector 3.0 IT Pro Edition」の期間限定フル機能版である「ActiveImage Protector IT Pro Edition 災害支援版」(写真)の無償ダウンロード提供を始めたことを発表した。

 ActiveImage Protector IT Pro Edition 災害支援版は、サーバーにソフトをインストールする必要がなく、かつ再起動なしで物理サーバーをバックアップできるタイプのバックアップ/リカバリーソフト。製品CD内に入っているActiveImage Protectorプログラムをエクスプローラーなどから直接起動することで、すぐに稼働中のサーバーのバックアップ(ホットイメージング)が可能になる。

 利用したいユーザーは、同社Webサイトの特設WebページからISO形式のイメージファイル(サイズは約574Mバイト)をダウンロードする。ダウンロードしたイメージファイルをCD-RやDVD-Rなどの光学メディアに書き込むことで利用できるようになる。ダウンロードに当たってユーザー登録などは不要。製品の利用期限は、2011年9月20日までとなっている。

 同社では震災発生直後の3月14日、今回と同様に同ソフトの災害支援版の無償ダウンロード提供を実施していたが(提供していたのは前バージョン)、「ダウンロード数が合計数千件を超え、大きな反響があった」(ネットジャパン)という。今回の無償提供はこれを受けての第二弾の支援措置であると同社では説明している。