グーグルは2011年6月29日、同社の開発者向けイベント「Google Developer Day 2011 Japan」(GDD 2011 Japan)を11月1日にパシフィコ横浜で開催することを同社のブログ「Google Japan Blog」上で発表した。

 グーグルによれば、GDD 2011 JapanではAndroidやGoogle Chrome、Google App Engine(GAE)、Google Appsといった同社が提供しているソフトウエアやAPI、技術についてのセッションが設けられるほか、HTML5など同社が協力するオープン系技術をテーマにしたセッションも開催されるという。

 同社パートナーによる「ビジネスショーケース」や開発者によるデモを紹介する「Developer Sandbox」、同社エンジニアやセッションスピーカーなどに直接質問できる「Office Hour」などのイベントも実施予定となっている。

 同社パートナーなどを除く一般のユーザーがGDD 2011 Japanへの参加資格を得るには、恒例となっているクイズイベント「DevQuiz」に参加し、選抜を受ける必要がある。2011年版のクイズの内容についてはまだ公表されていないが、同社では「過去にユーザーからもらった数多くのフィードバックを基に改善を加え、より挑戦しがいのあるものになる」と予告している。

 ちなみに、2010年のDevQuizでは「選択式問題」や「プログラムを書く問題」、「ユーザーに評価されるアプリケーションを作成できているかどうかやコミュニティ活動への貢献度などを測る問題」などを難易度別に用意。難易度が高い問題ほど得点が高くなり、参加資格を得られる可能性が高くなっていた。

 また、参加するユーザーが職種やスキルレベルなどに応じて挑戦するクイズの内容などを選択できるように「Super Hacker枠」「Top Favorites枠」「Next Generation枠」という三つの枠を設定。プログラミングスキルが乏しい人でも選択式問題のクリアとエッセイの執筆によって参加資格を得られるチャンスがあるなどユニークな内容となっていた。