画面1●ヤフーが提供を始めた「関西電力の電力使用状況メーター」
画面1●ヤフーが提供を始めた「関西電力の電力使用状況メーター」
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画面2●Yahoo! JAPANのトップページには一つのメーターしか表示されないが、特設ページ「節電情報」からは3地域分をまとめて確認することも可能だ
画面2●Yahoo! JAPANのトップページには一つのメーターしか表示されないが、特設ページ「節電情報」からは3地域分をまとめて確認することも可能だ
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 ポータルサイトYahoo! JAPANを運営するヤフーは2011年6月30日、関西電力管内のユーザー向けに、Yahoo! JAPANのトップページや特設ページ「節電情報」ページを通じて、「関西電力の電力使用状況メーター」(画面1)の提供を始めたことを発表した。同サービスは、関西電力が29日から公表を始めた電力使用状況データを利用している。

 ヤフーは既に3月22日から東京電力管内、6月8日からは東北電力管内のユーザー向けに同サービスの提供を始めている(関連記事:ヤフーが電力使用状況メーターの東北電力版を提供開始、接続元IPなどで判定)。今回の関西電力管内向けサービスは3地域目となる(画面2)。

 同サービスでは、関西電力管内における最新の電力使用量(単位は万kW)や使用率(供給能力に対する使用量の割合)、過去24時間の使用量の推移などをグラフや数値で確認できる。 対象となる地域は、大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の全域と、兵庫県、福井県、三重県の一部の地域。

 東北電力管内ユーザー向けのメーターを追加したときと同様に、「アクセス元IPアドレス」や「Yahoo! JAPAN IDの郵便番号登録情報」に基づいて、トップページにどの管内の状況を表示するかを自動的に切り替えている。上記対象地域在住のユーザーがアクセスしたときのみ、Yahoo! JAPANのトップページに、関西電力管内ユーザー向けのメーターを表示している。