画面●「McAfee WaveSecure タブレット版」の管理コンソール画面
画面●「McAfee WaveSecure タブレット版」の管理コンソール画面
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 マカフィーは2011年6月30日、Android搭載タブレットのデータを保護するセキュリティサービス「McAfee WaveSecure タブレット版」の提供を開始した。モバイル端末が盗まれたり紛失したりした場合に、端末のリモートロック、追跡、データ消去、他端末へのデータ復元が可能。料金は1ライセンス1980円(1年契約)。製品版のリリースに併せて、同日から7日間の無料トライアル版も配布する。

 McAfee WaveSecure タブレット版は、Wi-Fi接続対応のAndroid搭載タブレット向けに開発されたデータ保護サービス。端末の盗難/紛失対策機能、端末に保存したデータのバックアップ/リストア機能を提供する。

 万が一、端末が紛失/盗難に遭った場合は、Webベースの管理コンソール(画面)から端末をリモートでロックできる。端末の現在位置を特定して地図上に表示することも可能。

 さらに、同サービスにあらかじめ緊急連絡先の友人を登録しておけば、紛失中の端末に何者かによって新しいSIMカードが挿入されたことを検知したとき、その友人に警告のSMSを送信する。端末の所有者はその友人を介して、端末を拾得した人物に連絡を取れる。また、紛失した端末が戻ってこない場合は、管理コンソールから端末上の保存データをリモートで削除できる。

 同サービスは、端末に保存された連絡先や写真、動画などのデータを、クラウド上のストレージにバックアップできる機能も提供する。バックアップ容量は無制限。バックアップされたデータはWebブラウザ経由でどこからでもアクセスできるほか、無線を使って端末へリストアすることが可能。