ユニアデックスは2011年6月27日、Windowsパソコンを強制的にスタンバイ状態にする節電ソフト「e節電ツール」の無償配布を開始した。独自の電源設定基準をパソコンごとに設定して、より細かく節電ができる。配布期間は9月30日までの予定。
Windowsの内部的な管理状態のためスタンバイ状態にならず、期待どおりの節電効果が出ない“寝たふり”状態のパソコンも強制的に切り替える。単体で動作し、管理サーバーの構築やクラウド環境への接続が不要なのが特徴。
節電ツールによる効果をグラフ化する機能も備え、社内ネットワークで複数のパソコンの利用情報を集計してデータ表示もできる。動作環境はWindows XP/Vista/7(32ビット版のみ)。集計・表示機能は年内いっぱい利用できる。
100-3000台規模のパソコンを持つ企業向け運用管理サービス「クライアントPC LCMサービス Privateバージョン」のプログラムの一部を利用した。数百台以上のパソコンにインストールして、自社サーバーで管理表示したい場合は、個別に対応する。