今回の節電管理機能は、同社の法人向けリモート管理サービスに、節電管理ツールを新たに追加するものだ。
今回の節電管理機能は、同社の法人向けリモート管理サービスに、節電管理ツールを新たに追加するものだ。
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 KDDIは、法人向けのクライアントPC一括管理サービス「PCリモート管理サービス」に、消費電力量や削減効果を視覚化するメニュー「PC節電管理(エネパルPCパック)」を追加。2011年6月29日から提供する。料金は、初期費用21万3150円、年間費用8万4000円(50台から100台の場合)。

 PCリモート管理サービスは、社内PCを一元管理できるSaaS型サービスで、資産管理、操作ログ、ウイルス対策、データ削除などのメニューを組み合わせて利用。対象のPCの情報をクラウドに自動収集して、ユーザー企業の管理者はWebポータルから管理できる。

 PC節電管理は、PC自身がユーザー個々の行動パターンを学習して、自動的に電源制御できる。また、PC1台ごとの消費電力とCO2排出量をモニタリングして、電気使用量を可視化。組織単位での実績推移や比較なども可能だ。

 NECフィールディングの省エネオフィスサービス「エネパルPCパック」を採用している。利用は50台以上となる。