日本オラクルは2011年6月28日、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールの新版「Oracle Business Intelligence R11.1.1.5(Oracle BI)」の提供を開始した。特徴はiPhoneやiPadのOSであるiOSに対応した専用のアプリケーションを提供することだ。
iOS対応の専用アプリケーションを使うことで、iPhoneやiPadから基幹システムやデータウエアハウスの情報を閲覧・分析できるようになる。新機能「Actionable BI」により、Oracle BIと業務システムを連携させ、iPhoneやiPadから業務システムを操作することも可能になったという。
このほか、対応するデータソースの種類を拡大した。今回新たに、インメモリーデータベースソフト「Oracle Times Ten」と、SAPジャパンが提供するデータウエアハウスソフト「SAP Business Information Warehouse」に対応した。