独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2011年6月27日、「セキュリティ&プログラミングキャンプ2011」参加者の募集を開始した。同イベントは、22歳以下の学生・生徒がを対象とし、合宿形式で情報セキュリティを中心としたITの実技を学ぶもの。2011年8月10日から14日の4泊5日で実施される。

 セキュリティ&プログラミングキャンプは2004年に経済産業省主催のセキュリティキャンプとして開始され、2008年からプログラミング・コースを追加、今年で8回目となる。今年は、従来のソフトウエア・セキュリティ、Webセキュリティ、ネットワーク・セキュリティ、プログラミング言語に加え、クラウドコンピューティングに対応したデータストアのクラスが新設された。またOSクラスは「セキュアなOSを作ろう」クラスとなった。

 最前線のセキュリティ対策や、Linuxカーネル、Ruby実行環境の開発に携わっている第一線の技術者が講師を務めていることもこのキャンプの特徴だ。過去のキャンプでは、学生がLinuxやRuby実行環境の改良を行い、実際にLinuxカーネルやRubyの本体に採用されている。

 詳細や応募方法は、セキュリティ&プログラミングキャンプ2011の公式サイトに掲載されている。